オンライン【鈴鹿墨zoom講習会】
11月21日(土)16時00分より鈴鹿墨の講習会を行います!
参加費:無料
定員:20名様
講師:進誠堂 伊藤晴信さん
伊藤さんが登場するのは、16時30分〜約30分くらいの予定です。
【内容】
・墨の扱い方全般
・濃墨、淡墨の擦り方
・墨汁と固形墨の違い
・墨の間違った擦り方〜正しいメンテナンスなど。
・あるある質問が解決するかも??
・固形墨と墨汁は混ぜてもいいの?
・墨の選び方がわかりません。
・作品展にはどんな墨を使ったらいいの?
・墨をするのは水道水でいいの?
・墨は何分擦ればいいの?
などなど、墨に関することを一通りお話頂きます。
※内容は変更になる場合があります。
この他にも当日いくつか質問をお受け頂けますので、簡潔にまとめてきて頂けると助かります。(時間の関係上、全てお受けできない場合があります)
そして当日はなんと新製品:墨の三原色黄色の即売会も予定していますので、楽しみにしていてくださいね!
【鈴鹿墨について】
鈴鹿墨の工程で墨を作れる人は、日本ではたった二人だけになりました。 伊藤亀堂さんと伊藤晴信さん親子です。 鈴鹿墨の魅力は、なんと言っても書家のニーズに合った、かゆいところに手が届く墨です。 そして、その一つ一つのクオリティが高く扱いやすいこと。
特に【滲み】の表現は鈴鹿墨でしか出せない表現が多数存在します。 人と共にある鈴鹿墨の魅力を一人でも、多くの方に知って欲しくて企画致しました! 既に10名の参加者が決まっておりますので、残り10名となります。 お早めにスケジュール調整してくみてださいね。 とても貴重なタイミングなので、お友達の書家さんや絵描きさんなどにもお声がけください。
進誠堂 親子で守る鈴鹿墨
【セミナーを終えて】
伊藤晴信さん とても貴重なお話をありがとうございます!
鈴鹿墨は、墨づくり工程を最初から最後まで一人称で行うのが特徴的なのですが、(他の墨づくりは分業制で効率化しているようです) 故に、集中力、体力そして総合力が求められ、その分生産量にも限界があるとても貴重な墨なのです。 一人で行うからこその視点で、墨についての様々な解説をして頂きました。 お陰で僕は、普段の疑問やモヤモヤがほとんど解決されました! みなさんからの質問はどれも、そうそう「ワカル!ワカル!」と大きく頷くものばかりで、たくさんの気づきを頂きました。
晴信さんは、参加者のみなさんからの質問にすべてお答え頂くという器の大きさを見せてくださいました。 20代という若さながら、鈴鹿墨の伝統を守るという覚悟、強さが言葉や姿勢からにじみ出ておりました。 今回、集まってくださった書道家や画家のみなさんとの交流は本当に大切で、 業種や世代、会派をこえたコミュニケーションは今の時代だからこそ必要だなぁと感じるのでした。 伊藤晴信さん、ご参加の皆さんありがとうございました!
改めて僕はこれからも鈴鹿墨オンリーだなぁと思うのでした